サステナビリティ
サステナビリティ(ESG・SDGs)
ハルメクホールディングスの考える社会的責任
ハルメクグループは、中長期的な企業価値向上のため、サステナビリティを巡る課題への対応は経営の重要課題と認識しています。
ESG(Environment/環境・Society/社会・Governance/ガバナンス)に取り組むと共に、国際連合が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献することで地域とともに持続的に成長していくことを目指します。
サステナビリティ宣言
まもり、つなげる
ハルメクグループは、「50代からの女性がよりよく生きることを応援します。」という経営理念の実現を目指し、人生百年時代、年を取るのも悪くない。ハルメク世代の生きかた、暮らしかたの“ライフスタイル”を提案しています。
ハルメク世代の自然を守り地球を次世代に繋げたいという想い※をハルメクグループが提供する商品やサービスを通じて実現していきたいと考えています。
※「SDGsに関する意識と実態調査」SDGsの認知度はシニア世代も8割超え、取り組み意向は70代がトップ
Environment
環境
Environment
CO2削減のための取り組み
CO2排出量の削減のため、プライベートブランド商品のパッケージに、CO2排出量の削減に対応したスウェーデン製の紙「インバーコート紙」を使用しています。生産工程では、再生エネルギーを97%以上使用し、CO2排出を抑制しています。
また、当社の発行している月刊誌「ハルメク」は定期購読のみで販売しているため、一般的な書店販売の雑誌と異なり、返本がほとんど発生しません。そのため、印刷や輸送工程に加え、廃棄等の際に発生するCO2の排出量を可能な限り抑制しています。
モッタイナイプロジェクト
提携している卸業者様が行っている賞味期限が近くなった商品を特別割引価格で卸している「MOTTAINAI PJ」に賛同し、懇親会のプレゼント等で利用しました。
SDGs該当項目
Society
社会
Society
ハルメク世代の生きかた・暮らしかたに寄り添う
ハルメクグループは、女性誌販売部数No.1※の雑誌「ハルメク」を発行し、50代からの女性がよりよく生きることを応援しています。ハルメクグループが提供する情報やサービスを通じて、50代からの女性の課題解決を図り、ハルメク世代がよりよく生きることのできる社会の実現を目指します。
- 日本 ABC 協会発行社レポート(2023年7月~12月)
社会課題の解決のための取り組み
ハルメクグループが販売している古着でワクチン回収キットを購入し、着なくなった服や使わなくなったバッグを回収キットに詰めて送り返すことで、開発途上国の子供20人分のポリオワクチンを寄付することができます(1キットあたり)。キットの封入や衣類の仕分け、販売等を通じて、国内の障がい者、開発途上国の雇用も創出しています。これまで多くのハルメク読者にご参加いただき、約270万人※の子どもたちにワクチンを寄付しています。
- 2020年4月6日~2023年12月31日までの購入数に準ずる。
人材マネジメント
ハルメクグループでは、人事ポリシーとして、人材の育成・評価・処遇の基本的な考え方を定め、経営・マネジメント層が守って行くべき人材マネジメントにおける最も重要な指針としています。また、コアバリューとして、従業員が働く上で求められる姿勢として、 3つのスタンスを定めています。
ハルメクグループ人事ポリシー
共に働く仲間としての約束「大事なものがブレない会社」
“50代からの女性がよりよく生きることを応援する” という経営理念に心から共感し、 同時に私達の持つ誠実で真摯な組織風土に共感できる人と、私達は働きます。
育成に関する約束「力が身に付く会社」
“人財”の重要性を認識し、社員の意欲を応援します。社員の育成は全社の最優先課題です。
評価・処遇に関する約束「頑張って結果を残した人が報われる会社」
“透明性”と“公平性・客観性”を重要視します。“Pay for Value”に基づいた処遇を実現します。
ハルメクグループ3つのスタンス(姿勢)コアバリュー
Action
- 意思を持つこと
- 主体性を持って的確に考え、行動すること
- 責任を持ってやり遂げること
Challenge
- より良いもの、より高いレベルに挑戦すること
- これまでに捉われず、新しいことに取り組んで行くこと
- 専門性の高い知識、スキルを継続して磨いて行くこと
Teamwork
- 利己ではなく、会社や相識全体の利益を考え、優先すること
- チームとしての相乗効果を生み出すこと
- お互いに感謝の気持ちを忘れず、尊重すること
多様性の尊重
全社員に占める女性の割合が約3分の2と非常に高く、長期的に女性が活躍できるような取り組みを積極的に行っています。
女性管理職比率は3割
望む人には男女の区別なく、幹部職になれる機会が提供されています。現在、女性の管理職比率はハルメクグループ全体で28 %であり、2026年3月31日時点で30%を超えることを目標としています。
働きがいのある職場環境
一人ひとりの社員が自らの生活と仕事のマネジメントを行い、よりやりがいや充実感を持ちながら働き、家庭や地域生活、また人生の各段階に応じて多様な生き方を選択し、実現していくことを推奨していいます。
フレキシブルな就業環境の選択による働きやすい環境整備
ハルメクグループにおいては、2024年3月期において、育児休業取得率及び復職率は男女ともに100%です。育児と仕事の両立への不安を軽減するための休業前面談や復職後にスムーズな職場復帰ができるような組織設計に加え、フルフレックス制度の 導入と、週に3日程度の在宅勤務可能な体制を構築することで、働きやすい環境を整えています。 また、勤務地は原則固定制としており、東京や大阪等で採用地での就業が基本となるため、将来設計がし易い環境であることも、ワークライフバランスが整っている要因です。
ワークライフバランスのとれた有給休暇取得状況
有給休暇の取得率は24/03期において、62%と取りやすい環境です。今後更に消化率を高めていき、2026年3月末までに75%となることを目標にしています。
将来の資産形成に向けた制度設計
制度 | 内容 |
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従業員持株会 | 資産形成の一助となるよう持株会制度を実施し、拠出金額に対して一定の奨励金を付与しています。 |
確定拠出年金 | 社員の年齡構成、勤続期間や就業ニーズ等を勘案し、社員の多様なライフプランニーズに応えることのできる確定拠出年金制度を採択しています。 |
SDGs該当項目
Governance
ガバナンス
Governance
ハルメクグループは、継続的に企業価値を高めるために、法令遵守の徹底を図り、健全で透明性の高い経営を行うことをコーポレート・ガバナンスの基本的な考え方とし、コーポレート・ガバナンスの充実を重要な経営課題として位置づけています。