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INTERVIEW

ハルメク 新規事業
経営メンバー対談

新規事業にとことんチャレンジする!
そんな“健全な”野心を持っている人を歓迎したい。

ハルメク age marketing 代表取締役社長 木船 信義 ハルメク holdings 代表取締役社⻑ 宮澤 孝夫 ハルメク ventures 代表取締役社⻑ 松尾 尚英ハルメク age marketing 代表取締役社長 木船 信義 ハルメク holdings 代表取締役社⻑ 宮澤 孝夫 ハルメク ventures 代表取締役社⻑ 松尾 尚英

ハルメク age marketing 代表取締役社長 木船 信義 ハルメク holdings 代表取締役社⻑ 宮澤 孝夫 ハルメク ventures 代表取締役社⻑ 松尾 尚英

シニア女性誌「ハルメク」の刊行だけでなく、さまざまな新規事業にチャレンジするハルメクホールディングス。現在、急成長を遂げている2つの新規事業について、事業責任者のハルメク・ベンチャーズ(株)代表取締役社長 松尾 尚英と(株)ハルメク・エイジマーケティング代表取締役社長 木船信義、さらに2社を統括する(株)ハルメクホールディングス 代表取締役社長の宮澤孝夫に、新規事業への挑戦の醍醐味と、求める人材像などを語ってもらった。

(株)ハルメク・エイジマーケティング 代表取締役社長COO 木船 信義

(株)ハルメク・エイジマーケティング

代表取締役社長COO

木船 信義

前職でのダイレクト・マーケティングの知見を活かし、分析・販促等を行うマーケティング課長として2014年に入社。新規事業開発部に異動後、広告代理・制作およびコンサルティング事業等を行うB to B ビジネスに活路を見出し、それまでの事業を大きく方向転換させる。1年後に事業の黒字化を達成し、18年4月に同社を設立。

(株)ハルメクホールディングス 代表取締役社長 (株)ハルメク 代表取締役社長 宮澤 孝夫

(株)ハルメクホールディングス

代表取締役社長

(株)ハルメク

代表取締役社長

宮澤 孝夫

2009年、PEファンドのJ-STARが買収したいきいき(株)<現(株)ハルメク>代表取締役に就任。同社の経営再建を達成して再成長軌道に乗せ、18年4月に企業グループの経営管理を行う(株)ハルメクホールディングスを設立。現在、既存事業の出版・通販だけでなく、新たな事業の柱となりえる新規事業を積極的に推進している。

(株)ハルメク・ベンチャーズ 代表取締役社長COO 松尾 尚英

ハルメク・ベンチャーズ(株)

代表取締役社長COO

松尾 尚英

同社の前身であるフィフティ・プラス・ベンチャーズ(株)へ、執行役員/ヘルスケア事業責任者として2015年に入社。主に予防医療領域の新規事業創造、事業推進を行い、自宅で疾病リスクを検査できる郵送型検査キット「おうちでドッグ」を開発。現在さまざまなパートナー企業との提携を進めている。18年1月より現職。

松尾社長、木船社長のハルメクとの出合いを教えてください。

松尾私は、ハルメク・ベンチャーズの前身であるフィフティ・プラス・ベンチャーズが設立される際にお話をいただきました。シニア×ヘルスケアという非常に伸び盛りのマーケット、かつ、今後の日本を考えていく上でも伸び盛りのマーケットで、事業責任者をさせていただけるチャンスがあると聞き、まず興味を持ちました。
また、お話を進めていくなかで宮澤社長をはじめ優秀な経営陣がいて、経営方針に対してもフェアな雰囲気を感じたんです。こういう会社でなら、より良い経営スキルを身につけられるのではないかと思い、入社を決めました。

松尾社長、木船社長のハルメクとの出合いを教えてください。

木船私はもともと新規事業枠ではなくて、マーケティング担当者として採用されています。前職はダイレクト・マーケティングの会社だったので、ダイレクトに対する知識はあって、この道を極めていきたいなという気持ちがありました。そんななかで「ハルメク」とご縁があって、宮澤社長が、「うちの会社はダイレクト強いよ、うちに学びにきなよ」と、力強く仰ってくれたので、「面白そう!」と思ってこの会社にきました。
ただ、30代後半になったら、なんかやってみたいとずっと思っていましたし、前の会社でもトップを目指してやっていましたから、上にいきたいとか、自分で事業を興したいという気持ちは常に持っていましたね。

宮澤私は木船さんのことをよ~~く覚えているよ。自信家だった(笑)。「おれは早く部長になって、早く経営者になりたいんだ」って言っててね、それがとても印象に残っている。

木船赤面ものですね・・・(笑)

宮澤いや、そんないやらしい感じではなかったし、そこまで気持ちをはっきりと口にする人は珍しいなって。で、いろいろ質問してみたら、「なんだ、ちゃんと考えてるんだ」っていい意味で覆されましたね(笑)

そんなお二人を採用する際に、宮澤社長はどんなところを見ていましたか?

宮澤一番は「自分で何か切り開きたい」という思いがあること。経営者になりたいとか、起業したい、とか。それも若いうちに。やっぱり新規事業を進める人材は、普通のサラリーマンとはタイプや期待値が少し違いますね。
また、経営者を目指すのだから本人が魅力的であるかはもちろん、柔軟性があるかどうかも重要なポイントだと思っています。優秀でも、思い込みが激しくて意見を変えないという人もけっこういたりして。自身の意見に固執せず、指摘されてもある程度受け入れられる人でないと・・・と思っていましたね。
あとは人として信頼できること。お金儲けだけを考えているようなハートのない人は嫌だな、と思いながらみなさんを見ていました。

松尾社長が現在手がけている新規事業と、それに至った経緯を教えてください。

松尾社長が現在手がけている新規事業と、それに至った経緯を教えてください。

松尾もともとハルメク・ベンチャーズはハルメクが出版するシニア女性向け定期刊行誌や通販利用の会員さま向けのヘルスケアサービスを作る企画会社だったので、読者さまのための50代向け人間ドックの紹介や、認知症が気になる方向けの検査や対策サービス、あとは歯周病の菌を調べることができる、日本で初めての郵送型検査キットの開発・販売などを行ってきました。
そのなかでうまくいくものといかないものがいくつかありまして、うまくいったものが今主力でやっている「おうちでドック」です。これは郵送型のがんの検査サービスで、もともと初期に開発した読者さま向けの「デメカルおうちで簡単がんチェック」という商品がベースになっています。当時ご自身で採血を行っていただくという方法がシニアの方に受け入れられるか心配だったのですが、取扱説明書を何度も読者さまにモニターテストして工夫して作り上げたことで、たくさんの反響をいただける商品になりました。これならいける、とよりサービスをブラッシュアップし、ハルメクだけでなく、より多くの顧客に外販していく方針に転換していったんです。

外販にスイッチしようと思ったきっかけはあるのでしょうか?

松尾最初の事業戦略設計の時から、外販は考えていました。ハルメクだけでなくて、一般顧客にも提供できる差別化されたサービスだと思っていましたので。
ただ、2017年8月にハルメク読者さまに向けて実施してみたところ、前身のサービスである程度のニーズが解消されていて、後継商品としてはそんなに反響が良くなかったんですね。なので、宮澤社長たちに意見をもらって、完全に外販にスイッチしようとなりました。

宮澤私も、最初はハルメク読者さま向けに販売してうまくいくかを確認し、ある程度いったら次のステップで外販、という風に考えていました。だけどハルメクでは最初の1か月だけ売れて、2か月目からはあんまりだった。だから成功を確認できなかったのだけど、外販のマーケットを調べたところ、なんかいけそうだな、と。そんななか、もともとはB to Cで売ろうとしていたのがB to B to Cのほうがいいだろうという話になり、次の展開の方向性が見えてきたので、外販メインでいこうとジャッジしました。

木船社長が新規事業を始めてから分社化をしようと思ったターニングポイントは?

木船社長が新規事業を始めてから分社化をしようと思った
ターニングポイントは?

木船最初から分社化したいと思っていました。でも、2年3か月前に新規開発事業部に配属された時、正直、僕が勝手に受け取ったメッセージではDead or Alive・・・、もしかしたら肩たたきなんじゃないのか、と(笑)

宮澤え!そうなの!? もう、分かってないな~(笑)

木船その時「俺はもうここでやるしかない」って、思ったんですよね。で、やるからには、いっぱい稼いで、分社化しようというのは、その時点で自分の中のゴールにありました。
ただ、この新規事業は当初、他社とのアライアンスを通して顧客をハルメクへ送客するという事業が中心で、なかなかそれがうまくいかずに赤字が出ているという状況でした。
そんななかもがいて、今ある3つの事業を捻り出してきました。1つ目は共同通販・通販支援事業、2つ目は広告制作事業、それから、CRMのコンサルティング事業。この3つの事業になんとか収益が出て、それぞれが軌道に乗ってきたので、「いきますか?」と言う風に宮澤社長に聞いたら、「いいよね」ということで。今年ようやく会社として独立させていただいたという形です。

宮澤社長が会社設立を後押ししたポイントはどんなところですか?

宮澤木船さんのハルメク・エイジマーケティングも松尾さんのハルメク・ベンチャーズも結構似ているのですが、最初会社として狙ったものがあって、それをやってみたらそれほどうまくいかなくて・・・、でもそれを考え抜いて発展、応用したことで、よりマーケットのあるものが見つかったという流れでした。
新規事業は、ピンポイントで狙ったところがバンってうまくいくわけではなくて、何度も壁にぶつかって、脇にいこうとか色々考えながら開けていくので、それはそれで面白いですよね。
逆にいうと、当初の壁にぶつかって、横からとか上からとかいろいろ考えられる人が本当に大事。発想とか、あるいはしつこさとか、粘り強さとか、そういうものが重要だと思うんです。それらをクリアして新しいことを見つけてきてくれて、面白そうな事業だったら「やればいいんじゃない」って背中を押してあげたい。

宮澤社長が会社設立を後押ししたポイントはどんなところですか?

ハルメクで新規事業を立ち上げてよかったと思うことはありますか?

木船ハルメクの資産があるからこそできていることがたくさんあって、会社の設立に関しても苦労があったわけではありません。やりたいことを自由にやらせてもらって、つらいと感じたことは一度もなくて、そんな環境に感謝しています。

松尾私の場合、各事業ともローンチする時は宮澤社長から、懐深く「やってみたらいいよ」、と言ってもらえるのはありがたかったです。撤退する時は、価格テストやクリエイティブテストなどいろいろなことを試して、合理的にこれは難しいです、と宮澤社長に話を差し上げたときに、すぐに「違うことを考えた方がいいよ」、と潔くジャッジしていただき、次に行かせてもらえましたし…。

宮澤そうだね。世の中そんなすぐに一発が当たるわけないじゃない? だから、うまくいかなかったら次はこれ、と新しい打ち手を考えたほうが良い。商品だけではなく、売り方や、価格、チャネルなど、細かなことは松尾さんや木船さんが考えてくれるし、それに対して私もこういう風にやったらできるんじゃないの?とアドバイスする。それで一通りやってみてうまくいかなかったら、あきらめて次に行けばいいと思うんです。もちろん、ありとあらゆる方向からきっちり、どれだけしつこく考え抜いたか、が大前提ですけど。

今後、2社はどのような野望を抱いているのでしょうか?

今後、2社はどのような野望を抱いているのでしょうか?

松尾現状の商品は他社の検査サービスをアレンジする形になっているのですが、今たくさんのビジネスパートナーとアライアンスを組み始めており、徐々に軌道に乗ってきています。そんなビジネス基盤が作れているなかで、並行して独自の検査やサービスを立ち上げていければと思っています。詳しい内容はまだ話せませんけど(笑)

木船私は、まずは既存の3事業をしっかりと伸ばしていきたいと。なにを根拠に言うか分からないですが、3年後にはシニア、特に後期高齢者に特化したコンサルティング、広告代理店として、日本一というインパクトのある会社にしたいと思っています。そして、2021年には売上を30億円まで持っていきたいですね。30億円になったら、中核会社と言って貰えるんじゃないかな、と思っています。

宮澤30億円って言ったら、立派な中核。30億円いったら、今度は目指せ100億円だよね。

木船まずは一里塚として到達したいと考えています。規模だけじゃなくて、いろいろな意味でキラリと光る会社にしたいですね。また、新規事業として始まった3つの事業は、すでに既存事業として分類されているので、新たに事業を興したいと考えています。特に、自分たちが媒体社となって、シニアのお客さんやシニアを抱えているクライアントさんにも喜んでもらえるようなプラットフォームを1つこしらえたいと思っています。今年、遅くとも来年には始めたいですね。

宮澤そこは期待しています。まだ新規事業を行うベンチャーはグループに2社しかないですけど、これから新規事業をもっと増やしていきたいし、それがハルメク本体からだけでなく、新たに作ったベンチャーの中にまた新しい会社が増える、子どもが孫を生むといったような、良い循環を作り上げられればうれしいですね。

“ハルメク”で新規事業を行うメリットはどんなところでしょうか?

“ハルメク”で新規事業を行うメリットはどんなところでしょうか?

宮澤新規事業には完全に自分のお金で起業するという道と、サラリーマンとして新しい事業を安定的にやるという両極端があるなかで、ハルメクはその真ん中の、“やや起業に近いけど、ある程度企業の傘の中でやる”っていう良さがあると思う。大きな会社ではないからいくらでもお金を出せるというわけではないですけど、個人として集められるお金以上は投入できると思います。
それに、シニアの分野で何かやろうとしたら、ハルメクの名刺があればまずいろいろな人が会ってくれるでしょう。これが例えば「今日起業した木船商店です」って言ったら、なかなか会ってくれないですよね。ブランドや資金、あるいは人材やサポート部分があって、さらに採用したいって言えば人事が動いてくれるし、経理は財務もやってくれるし…、そういう良さがあると思います。
それに私が言うのはなんですが、この会社は合理的にやっているつもりですし、長い意思決定プロセスがあるのではなくて、基本的に私と関係者の間で合意できれば、物事の方向を変えることは全然問題ない。そういう意味では非常にやりやすい環境なんじゃないかと思います。

新規事業を担う人材として、求める人物像はありますか?

宮澤冒頭にもお話しましたが、松尾さんや木船さんのように「自分で何か作りだしたい」、「リーダーになってゆくゆくものを大きくしていきたい」という“健全な野心”のある人にぜひ来てほしいと思いますね。そして、お金儲けだけでなくて何かシニアの役に立ちたいと考える、そんな信頼できる人が良い。もちろん能力的なものは厳しく見ますよ。戦略的か、ロジカルに考えられるか、コミュニケーション力があるかとか、これはもうマストなので。

木船そうですね。健全な野心は同じくほしいですね。あとは、変な例えですけど、私は“運が良いやつ”がいいなと(笑)
“運が良い”と言ったのは、人それぞれ嫌なこと・良いことはあると思うんですけど、嫌なことでも「運がいい!」って、前向きに捉えられる人であるということ。そういう意味でいうと、ポジティブな人、めげない人ですね。

松尾それと私が求める人材は、当事者意識を持っている人ですね。経験やスキルは人の成長に付いてくるものですが、当事者意識に関しては、ジュニアでもシニアでも、持っていない人は持っていないし、持っている人は持っているし。何か課題があった時に、それを他人事とせずに、自分がどう主体的に捉えて改善できるか。そういうことは私も常に求めますし、事業をやっていくうえで大事な部分だと思っています。

宮澤シニアマーケットはまだまだいろんな可能性があると思っています。そんな未開のフィールドで、上から下から横から、あるいは後ろから、360度とことん考え抜いて実現していこうと努力する人と、我々は一緒に仕事したいですね。

新規事業を担う人材として、求める人物像はありますか?

Photo:中西 裕人

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