シニア世代の「夫婦関係と生活に関する意識調査」
女性誌部数No.1(※1)の雑誌「ハルメク」を発行する株式会社ハルメク(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮澤 孝夫)生きかた上手研究所は、50~79歳の既婚男女600名を対象に「夫婦関係と生活に関する意識調査」をWEBアンケートにて実施いたしました。
(※1)日本ABC協会発行社レポート38.5万部(2021年1月~6月)
【 調査サマリ 】
夫婦関係の満足度は74.5%で年代が高いほど上昇。コロナ禍で「健康でいて欲しい」という気持ちが高まる
⇒満足度は、妻より夫、年代が高くなるほど高い。
⇒コロナ禍を共に過ごすことで、「健康でいて欲しいと思うようになった」が33.8%、「存在の大切さを再認識した」が18.7%など、ポジティブな気持ちが増している。ただし妻は「煩わしさが増した」側面も。
夫は「お金」以外の全項目で自分よりも妻を評価。妻は「家事」「子育て」「介護」「コミュニケーション」「家族サービス」で夫よりも自分を高く評価
⇒夫婦生活について自分と配偶者を10点満点で評価してもらったところ、夫は「お金」以外の項目は全て妻を自分以上に評価していた。妻は「家事」、「子育て」など、多くの項目で夫の評価より自己評価が上回った。
言われたい言葉の1位は「ありがとう」。特に妻から夫への要望が多く、男女で15ポイント超の差がみられる。感謝の言葉は、お互い伝えているつもり状態になっている
⇒言われたい言葉1位は「ありがとう」で、特に妻は6割以上と切望。夫は「頼れる」「あなたのおかげ」「素敵」、妻は「お疲れさま」「さすがだね」「料理が上手」が高い。
⇒言われたくない言葉1位は、男女とも「結婚しなければよかった」。
⇒感謝の気持ちは、男女共に「伝えている>伝えてもらっている」で、お互い伝えたつもりになっている。
理想の夫婦は、1位「三浦友和&山口百恵」、2位「ヒロミ&松本伊代」、3位「唐沢寿明&山口智子」
へそくりの平均金額は558万円。夫が334万円に対して妻は739万円と2倍以上。使い道は、夫は今の楽しみのために使いたい、妻は今後のために備えたい
⇒へそくりがある人は41.0%、平均金額は558万円。さらに60代以上女性では825万円に達する。
⇒へそくりの使い道は、夫は「自分の趣味に使いたい(48.2%)」、「欲しいものを買いたい(33.6%)」。妻は「予期していない突発的な出費への備え(44.1%)」「自分の老後の生活費として(39.0%)」が上位。
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