シニア女性誌部数No.1(※1)の「ハルメク」を発行する株式会社ハルメク(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮澤孝夫)は、55~79歳のシニア女性321名を対象に、「スマホ決済」(※2)と「買い物」に関するwebアンケート調査を、増税直前に実施いたしました。
経済産業省の「キャッシュレス・消費者還元事業」が促進される中、シニア女性の増税前のスマホ決済に対する意識や行動に変化はみられているのでしょうか。今回は、半年前(2019年3月)に実施した調査と比較しながら、シニア女性のスマホ決済に対する意識と実態を探りました。
(※1)一般社団法人ABC協会・ABCレポート21.5万部(2018年7月~2018年12月)
(※2)調査対象者321名のうち、スマホを保有している257名に調査
【調査サマリ】
シニア女性のキャッシュレス決済 スマホ保有者での利用経験率は半年前と変わらず9割超
スマホ決済の利用経験率は半年前と比べて約1.5倍に、QRコード決済の利用経験率は、約4倍の31.9%に急増
⇒キャッシュレス決済を利用したことがある人は、前回調査230人中97.4%→今回調査257人中98.9%。
⇒スマホ決済の利用経験率は、前回22.6%→今回32.7%。
⇒PayPayなどのQRコード決済の利用経験率は前回8.3%→今回31.9%と急増。
シニアのQRコード決済市場を席巻しているのは「d払い」や「PayPay」
⇒今回の調査で、QRコード決済利用者82人の利用サービス上位は第1位「d払い(35人)」、第2位「PayPay(34人)」。
QR決済利用への意識は、〈利用経験者〉では「消極派」、〈未経験者〉では「不明派」が増加
⇒〈利用経験者〉の中でみると、「消極派」が前回調査31.6%→今回調査54.9%に急伸。
⇒〈未経験者〉の中でみると、「不明派」が前回16.6%→今回28.6%に増加。
増税後のキャッシュバック施策には積極的だが、買い物行動そのものには戸惑い
⇒「10月以降、新しい買い物の仕組みに積極的になる」と答えた人は32.1%。
⇒ 増税後のキャッシュバックで「買い物するお店を変えるかどうか」については、「変えると思う(12.1%)」、
「変えないと思う(60.7%)」と、買い物行動の変化には戸惑いがある。
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