密着:ハルメクお仕事シリーズ ハルメク おみせ店舗部 編 真希さんの1日
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女性誌販売部数No.1※雑誌として、多くの読者に支持をいただいている「ハルメク」。
ハルメクは、雑誌だけでなく、WEB情報サイト「HALMEK up」や通信販売、講座イベントなど多岐に渡り事業を行っています。
「密着:ハルメクお仕事シリーズ」では、担当業務や1日のスケジュールを深掘りしながら、ハルメクで働く社員のリアルな姿をお届けしています。
今回は、ハルメク おみせを展開する物販部門 店舗部の真希さんです!
※日本ABC協会発行社レポート(2024年1月~6月)
ハルメク おみせを全国に展開! 店舗部とは?
部署:ハルメク おみせ店舗部 企画
担当:コスメ・デジタル販促・イベント企画運営
役職:主任
ハルメク おみせを運営する店舗部、具体的な仕事内容は?
編集部:北は北海道札幌から南は九州熊本まで、全国に計17店舗(2025年1月末時点)を構えるハルメク おみせを担当されている真希さん、まずは、ハルメク おみせの紹介をお願いします。
真希さん(以下真希):ハルメク おみせは、雑誌「ハルメク」と一緒にお届けする通販カタログの一部商品を厳選してご紹介、販売するセレクトショップです。ハルメク世代の女性のために開発したオリジナルのファッションアイテムやコスメ、身体や生活のお悩みに応えるインナーなど、実際に見て、試して、ご購入いただけます。
編集部:店舗部は、実際に販売するのではなく店舗をまとめる運営側ですが、業務について教えてください。
真希:パートの方を含めて10名が所属しています。それぞれ担当があり、みなさんの想像以上に業務が細かいです(笑)。手配する商品の量を決めてどの店舗で何点ずつ販売するという販売計画に始まり、LINEやメルマガでの販促、イベントの企画、チラシやPOPのツール作成、在庫の管理などなど。
編集部:店舗には行かず、デスクワークが基本なのでしょうか?
真希:全国の店舗へ出張することもあります。イベントの応援だったり、店舗の社員にオペレーションを教えたり。多岐に渡る店舗運営が円滑にできるようにサポートするのが本部の役割です。
密着!1日の業務の流れ
真希さんのとある1日 ~デスクワークバージョン~
編集部:まさに、先ほどおっしゃっていた細かい作業が詰まっている1日ですね!
真希:この日は、まず販促業務でLINEとメルマガの原稿を作成。LINEは店舗の社員がお客様へおすすめしたい商品やイベント告知などをまとめてくれた原稿を整えます。
メルマガは、「〇〇百貨店で何日から何日までカードのポイントアップ」といったお知らせを集約して、通販のメルマガに掲載してもらいます。
11時からはPOPなど販促ツール手配とありますが、POPやカタログを発送する際に同封するチラシは、同じ部署の沙織さんが作成してくれています。
ツールやキャンペーンでコスメの売り上げをアップ!
編集部:店舗のサポートとして、いろいろ作成されているんですね! 2025年の上期はほぼ毎月コスメの新商品が発売されるそうですが、どう関わっていくのでしょうか?
真希:商品開発担当者が店舗スタッフとお客様センターのスタッフ向けに説明会を開催してくれます。私も一緒に説明会に参加して、商品知識を勉強。
その後、発売前に月毎の強化商品を2~3品決定して、沙織さんにPOPやコスメ販促支援ツール制作を依頼します。
真希:また、コスメの売上拡大と店頭スタッフのコスメおすすめ力の強化を目的に、特定商品の販売キャンペーンを企画しています。
各店の目標値を定め、他社でコスメの販売経験のあるスタッフさんのお力をお借りして、おすすめトーク例やお試し方法の動画、店別売上の共有も行います。
週1回開催している店舗部の課会で「おみせの声」の共有時間があるのですが、そこに「〇〇キャンペーン、みんなで頑張っています」「お手本動画を見て、不慣れながらもお試ししていただけるようにチャレンジしています」などコメントがあると「やってよかった!」とうれしいです。
全国の店長、社員とのつながり
真希:16時30分からの店長会では、主に在庫などの直近の課題や問題を、店長と本部スタッフが議論、会社の状況を月に1回シェアする場です。
また、日々の中で「こういうイベントをやりたい」という店舗の社員さんからのリクエストを打ち合わせや電話での会話を重ねて吸い上げ、なるべく形にできるように努めています。
それに伴う集客施策の企画・実行、当日の運営のサポートまで店舗と相談しながら行い、各店社員さんとの関係性を築くことも大切にしています。
売れるしかけ作り!百貨店イベントの企画
編集部:店舗や百貨店イベントスペースで開催するメイク講座、毎回とても好評ですよね。始めたきっかけは何だったのでしょうか?
真希:ハルメクは、百貨店の顧客に近い年齢層の会員様がいらっしゃるので、その集客力と、雑誌や通販などさまざまなコンテンツを提供しているのが強みです。
2年ほど前から、「ものを売ると同時に、ハルメクの持っているコンテンツを活かしたイベントやキャンペーンを開催して欲しい」というご要望を多くの百貨店様からいただくようになりました。
編集:具体的にどのようなイベントを開催してきたのでしょうか?
真希:例えば多くの店舗で開催しているメイク講座や、通販カタログ「ハルメク おしゃれ」でスタイリングを担当しているスタイリストさんをお呼びして、お客様がマンツーマンでコーディネート相談を受けられる「ファッション変身アドバイス」。大阪・阪神梅田本店のカラーコーディネートと骨格診断の資格を持っているスタッフによる「コーディネート相談会」などがあります。
ハルメク商品をご紹介する機会にもなるので、商品とシーズンを絡められるようなイベントを企画しています。
イベントには応援スタッフとしてかけつけることも
裏方としてサポートすることで見えるもの
真希:現在メイク講座は計7店舗で合計24回、今年はまだ開催したことのない店舗でも開催予定です。平均すると月1~2回イベント開催のため出張しています。
編集部:実際に参加することで、普段のお仕事にどう生かされていますか?
真希:メイク講座は、お客様が日頃のメイクやスキンケアで悩まれていることへの気づきや、商品提案のヒントを多くいただける場です。
「お悩みがあるなら、この商品をこういう切り口ですすめるともっと売れるかも」「こんなふうに使い方をおすすめしたら、喜んでいただけた」など多くの発見があります。
そこからPOPなどのキャッチコピーを考えたり、次のキャンペーンの企画が生まれたり、日々の業務につなげています。
編集部:ハルメクは日頃から読者の方と距離が近く、読者座談会や読者はがきを大切にしていますが、マーケティングにおいても読者の声を大切にしているんですね。
真希:はい。 ハルメクは書店で販売する雑誌と違い、直接ご自宅にお届けする定期購読誌のため、どんな方が購読してくださっているのか、一人ひとり見えるのが魅力です。そんな読者のみなさんへアンケートや座談会などたくさんの機会を通じて、リアルなお声をいただけるのはハルメクならでは。
数字だけでは見えない本当のニーズがあることに気付き、データを上辺だけで見誤らないようにと心がけています。
忙しい合間を縫って店舗でも接客
真希:また、スタッフさんとの交流も貴重な機会です。日頃の販売でお客様からいただいている商品に対するご意見や、商品のおすすめ方法やディスプレイについて悩んでいる点などを教えてもらい、改善方法を考えたりしています。
そして何よりも現場でお客様と触れ合い、現場のスタッフの気持ちを少しでも理解することを大切にしています。
普段は本社でデスクワークをしていて、なかなか近隣の店舗にも行けないので、出張に行ったときの空き時間にはなるべく店頭に立ちます。スタッフさんと一緒に接客をして、商品への反応やオペレーションのことなどを肌で感じられるように心がけています。
真希さんの仕事にかける思い
ハルメクに入社した理由
編集部:新卒でハルメクに入社し、来年で20年になる真希さん。入社のきっかけについて教えてください。
真希:昔からずっとファッション誌が好きで、編集者になりたいと思っていました。ただ一つ気になっていたのは、企画に対して読者がどう感じたのか? 本当に読者の役に立っているのか? が、普通のファッション誌ではわからないのではという点です。
通販の会社だったら、担当した企画の反響が売り上げとして戻ってくると思い、雑誌「ハルメク」の前身「いきいき」を発行していたユーリーグに入社しました。
部署と部署をつなぐ存在
真希:入社後は、お客様センターと店舗の研修を各2か月経験し、本配属で通販カタログのファッション編集担当に。
29歳で結婚して上の子を産む直前ぐらいまで、7年間ほどいました。その後は通販カタログ「健康と暮らし」のインナー、健康食品、生活雑貨、キッチン用品の編集を担当。34歳で店舗部に異動になり、約8年間在籍しています。
編集部:いろいろな部署を担当され、満を持して店舗事業部へ! という感じだったんですね。編集を経験されているからこその強みはなんでしょう?
真希:異動した当時は、店舗の販促物制作担当でした。ハルメク おみせの集客は、紙媒体のチラシが主流。ファッション、コスメ、インナーなどさまざまなアイテムを掲載するので、いろいろな部署での経験を活かすことができました。
真希さんの今後のキャリア
「ハルメク おみせ」はハルメクの玄関口
真希:今、ハルメクは雑誌部門や通販部門などがメディアで取り上げていただくことも増え、注目を集めています。「ハルメク おみせ」の存在意義は、ハルメクを知らない方に知っていただく玄関口だと思っているんです。
だからこそ初めてハルメクに触れる方には、ショップという形を通し、ハルメクはこういう会社だよという雰囲気が伝わって欲しい。そのために必要なのは、ホスピタリティではないでしょうか。
私たちはもちろん店舗のスタッフにもそれは求めていますし、いつも念頭に置いて行動するようにしています。素敵なスタッフがすごく多くて、がんばって接客をしてくださっているので、私たちの仲間として長く働いていただけるような環境づくりは、本部の課題と考えています。
人生を楽しむお手伝いをしたい
真希:更年期や親の介護などつらい時に寄り添ってくれるのも魅力的ですが、もっと人生をエンジョイするお手伝いができたらいいなと思っています。
その入り口として、「ハルメク おみせ」はお客様に気持ちよく過ごしていただける店舗でありチームでありたい。これからも、ハルメクのファーストインプレッションを醸成していきたいですね。
「ハルメク おみせ」を通じてハルメクの魅力を伝えたいという熱意や、店舗スタッフへの思いやりが、真希さんの言葉の端々から伝わってきました。
記事をご覧になっているみなさまも、お近くにお越しの際は是非「ハルメク おみせ」にお立ち寄りくださいね。
ハルメクお仕事シリーズはいかがでしたでしょうか。
ハルメクグループでは全国の事業所で多くの人材を募集しています。この記事を読んで、ご興味を持っていただけた方は、採用サイトもぜひご覧ください。
取材・編集/香澄(ハルイロ編集部) ライター/梅津美希
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