密着:ハルメクお仕事シリーズ デジタルメディア課 編 彩香さんの1日
ハルメクグループの「今」と「未来」を伝えるオウンドメディア「ハルイロ」をご覧いただきありがとうございます。
女性誌販売部数No.1※雑誌として、多くの読者に支持をいただいている「ハルメク」。
ハルメクは、雑誌だけでなく、WEB情報サイト「HALMEK up」や通信販売、講座イベントなど多岐に渡り事業を行っています。
「密着:ハルメクお仕事シリーズ」では、担当業務や1日のスケジュールを深掘りしながら、ハルメクで働く社員のリアルな姿をお届けしています。
今回は、デジタルメディア課で活躍する彩香さんです!
※日本ABC協会発行社レポート(2024年1月~6月)
「ハルメク通販」の魅力を発信!デジタルメディア課とは?
部署:チャネル統括部デジタルメディア課
担当:ハルメク通販サイト(EC)
■デジタルメディア課、具体的な仕事内容は?
ハルメク通販サイト
編集部: 通販カタログ「ハルメク 健康と暮らし」「ハルメク おしゃれ」で紹介されている商品を販売する「ハルメク通販サイト」。毎月特集も組まれボリュームのあるサイトですが、デジタルメディア課には何名所属しているんですか?
彩香さん(以下彩香):特集ページ・メルマガ制作チームと商品ページを作るチームがあり、計12名です。私は特集ページのチーム(5名)に所属しています。
編集部:特集ページが増えて、読み応えがアップしましたよね。
彩香: 最近は、ネット通販の需要が増加しているため、特集に力を入れています。基本的には自社で制作していますが、特殊なデザインや機能が必要な場合は制作会社に外注し、そのディレクションも担当します。1か月にすると一人あたり、自作3本・外注1本、計4本程度です。
■顧客に直接アプローチ!メルマガ&SNS運用
彩香:他に、雑誌「ハルメク」や通販カタログをお届けしている方には、月に18~20回メールマガジンを配信。リーダーが毎回、ファッション、美容、新商品紹介などの方針を決め、メンバーが持ち回りで、既存の画像や文章を活用しながら制作しています。
編集部:最近はSNSにも力を入れていて、スタート時から携わっているんですよね?
彩香:はい、2023年9月にハルメク通販サイトのX(旧Twitter)を、2024年7月にインスタグラムを、3名で立ち上げ現在も運用を続けています。
編集部:SNSが始動し、何か変化はありましたか?
彩香:Xでは月1回プレゼントキャンペーンを実施しています。通販サイトへの直接的な登録・購入にはまだまだつながっていませんが、「ハルメク通販」という名前の認知度は上がっていると感じます。
彩香:現在SNSを主に活用している40代が、50代、60代となりハルメク世代に入る頃には、通販のSNSが当たり前に活用される環境を整えておく必要があると、課全体で考えています。まずはアクションを起こすことが大切。通販サイトとは異なる切り口で、新規顧客層へのアプローチを試行錯誤中です。
編集部:会社全体でそういう意識が高まっていますよね。つい先日も、ハルメクおしゃれ × ハルメクEC × HALMEK up 合同インスタライブが開催されました。
ライブのテーマは「大人のファッション相談室“差し色コーデ”のコツ」。ライブ内でハルメク通販のアイテムを紹介し、終了後にはインスタグラムで追加投稿を行いました。今後も部署を超えたプロジェクトに積極的に関わっていきたいです。
密着!1日の業務の流れ
彩香さんのとある1日~特集制作&ミーティングバージョン~
彩香:朝イチで、まずはサイト全体、ファッション、そして自分で作った特集のアイテムがどれだけ売れたかをBIツールでチェックしています。下のほうに掲載されている商品が売れていたら、上に持っていきたいと上司に伝えるといった小さいことですが、売上に直結する作業です。
あとは売れ筋商品を、Googleアナリティクスなどの分析ツールを使ってアクセスを分析。WEBって一発勝負というか、一瞬の印象でクリックするかが決まってくると思うんです。どこが良く見られて熟読されているかなどを検証し、月1回の課内振り返りミーティングで議題にあげています。
編集部:週に1回のデジタルメディア課でのミーティングでは、何が議題になっているのでしょうか。
彩香:もっとこういうふうにサイトを改修していきたいといったサイトの大枠の話とその承認作業、各自の仕事の進捗と報告を行っています。
特集ページ制作の流れ
編集部:全体的に、特集制作の作業時間が多いんですね。どのようにページを作っていくんですか?
彩香:カタログ紙面の雰囲気を活かしつつ、イラストレーターを使いワイヤーフレームに落とし込んでいきます。編集に見てもらい齟齬がなければ、HTMLでコーディングし、実際のWEBページが完成という流れです。
1:ワイヤーフレーム
何をどこにどのように配置するかを表現した設計図で、具体的なデザインとして形にしていきます。
2:コーディング
デザインをもとに、HTML(コーディングをするための記述方法)で見出しやリンクを設定、文字のフォントを決め、制作したデザインをWEBページで見える形にします。
デザインなど多くの部分を任されているので、自分が作ったページの売り上げが良かったり、PVが伸びて多くの方が訪れてくれたことを数値で見たときは、すごくやりがいを感じますね。
編集部:なるほど、ゼロからすべて携わっているんですね! 17時に一度離席して19時半から再開されていますが、制作作業は自宅でもできるのでしょうか?
彩香:小学校2年と3歳の子どもがいて保育園のお迎えがあるので、一度帰宅という切り替えができる今の働き方はありがたいです。ツールがすべて自宅で使えるため制作作業もできるし、リモート会議もOKなので、週に2回程度はフルリモートで勤務しています。
アパレル経験を生かし、ファッション特集を改革
編集部:前職はアパレル業界にいた彩香さん。その知見をどうデザインに生かしていますか?
彩香:元上司の多分な先入観が入っていますが(笑)、「女性は15歳くらい若い自分を見る、50歳なら30代のファッションを見る」ということをずっと言われてきました。
確かに、ショップスタッフで現場に立っているときも、生産管理へポジションを異動しサンプル作成などに携わったときも、それは肌で感じていたんですよね。
もともとのカタログ誌面が若々しく作られているので、大きく改変はしていませんが、日々30代向けのサイトを参考に研究をしています。例えば装飾、少しフォントや色使いをちょっとカッコよくするだけで、イメージはすごく変わります。
彩香:例えば、この特集『50代から何を着る』では、フォントを明朝体にすることで、他のファッション特集より少しエッジの効いた印象に仕上げました。さらに、バナーに英文を入れることで、視覚的なアクセントも加えています。
編集部:確かに、30代向けのトレンド感が出ています! 昨年からコーディネート特集を始めたのも、彩香さんの発案だったのですね?
彩香:カタログ「ハルメクおしゃれ」では商品コーディネートの誌面が多いのに、ECでは単品商品のランディングページだけだったので、ECでもコーディネートを掲載してみては、と思ったんです。
アパレル時代に単品としてそのお洋服に魅力は感じるのだけれども「果たして自分ではどう着こなす?」「何に合わせたらいい?」など、コーディネートに迷われている方がとても多い印象を持っていました。
また、カタログ誌面でもメインカット以外にも素敵な組み合わせで着用されているシーンが多かったので、それらをまとめて紹介できる特集を作り、お手持ちの洋服との合わせの参考にしていただいたりしながら、ハルメクのお洋服をもっと身近に感じていただけたらいいなと思いました。
そこで、ファッション課の方にアイテムをピックアップしてもらい、コーディネート特集を掲載したら、思いのほか好評で。PVも売上も伸びてとてもうれしかったです。
彩香さんの仕事にかける思い
ハルメクに入社した理由
編集部:前職と、入社を決めたきっかけについて教えてください。
彩香:大学卒業後は、アパレルメーカーに新卒で入社。ショップスタッフから店長職を経て営業職へ。地方代行ショップのサポートなどを行い、その後は生産管理へポジションを異動。サンプル作成からコスト管理などを行い、二度の産休・育休を経てEC部門に異動し、画像加工や通販のノウハウを学びました。
編集部:ショップスタッフからスタートして、コードが書けるようになるなんてすごいですね。どう勉強されてきたんですか?
彩香:時短勤務ということもあり、ECに異動後は補助的な仕事が増えていて。35歳で2人目の産休に入ったタイミングで、今後仕事の幅を増やしたいと、WEB制作オンライン講座を受講して勉強しました。
講座だけで技術を得ることは難しいので、復帰後は実践実装しながら転職活動も並行して行いました。ハルメクから「HTMLの技術は働きながら学べる」とお話をいただき、2022年12月に入社。現在もまだまだ勉強中です! 本当にひぃひぃ言いながらやっています(笑)。
編集部:デジタルメディア課に向いているのはどんなタイプですか?
彩香:WEBの世界はこれからどんどん伸びていくし、いろいろな技術が出てくるので、好奇心のある方は楽しく働けるのではないでしょうか。知識が乏しくても覚えたい気持ちがあれば、働きながら学んで成長していけると思います。
彩香さんの今後のキャリア
SNSの世界で「ハルメク」を広めるために
彩香:ECのお客様を増やすためにも、50代ならではのお悩みを抱える方に「ハルメク通販にくれば何かが見つかる、何かが変わる」と思っていただけるサイトを目指したいです。
また、昨年は家庭と仕事を両立しながらSNSの立ち上げに携わることができました。今後はさらに発展させ、SNSを通じてハルメクの認知度を高め、より多くの方に思い出していただけるきっかけを作っていきたいと考えています。
ハルメクお仕事シリーズはいかがでしたでしょうか。
ハルメクグループでは全国の事業所で多くの人材を募集しています。この記事を読んで、ご興味を持っていただけた方は、採用サイトもぜひご覧ください。
取材・編集/絵里奈(ハルイロ編集部) ライター/梅津美希
記事をシェアする
2025.04.18
ハルイロ(ブログ)【フォトレポート】「ようこそ、ハルメクへ!」笑顔と拍手に包まれた入社式
2025.04.11
調査リリース【50歳からのハルメク世代に聞く なんでもランキング】50歳以上の女性が選ぶ「感動した世界遺産」ベスト3は 「モン・サン=ミシェルとその湾」「ヴェルサイユの宮殿と庭園」「マチュ・ピチュの歴史保護区」 歴史と神秘性が感動の理由。一方でマンガの影響も
2025.04.10
プレスリリース雑誌『ハルメク』の実店舗「ハルメク おみせ 藤崎店」 大好評につき4月17日(木)に売り場面積1.5倍で拡大リニューアルオープン
2025.04.03
プレスリリース50代からの女性のための「新しい自分発見メイク講座」 ハルメク おみせ 札幌三越店で開催 2025年度から全国展開予定 ~自分らしい美しさを引き出すメイクで、明日の私がもっと好きになる ~