密着:ハルメクお仕事シリーズ システムエンジニア編 ヨシヒロさんの1日
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女性誌販売部数No.1※雑誌として、多くの読者に支持をいただいている「ハルメク」。ハルメクグループは、雑誌だけでなく、コンテンツプラットフォーム「HALMEK up」や通信販売、講座・イベントなど多岐に渡り事業を行っています。
みなさんに “ハルメクの魅力をもっとお伝えしたい! 仕事を見える化”がコンセプトの「密着:ハルメクお仕事シリーズ」。仕事内容は? 1日のスケジュールは? 気になるあのお仕事を深掘りしていきます。今回は、システムエンジニアのヨシヒロさんです!
※日本ABC協会発行社レポート(2024年1月~6月)
ハルメクのシステムエンジニアとは?
部署:システム部
担当:システム開発課
肩書:課長
システムエンジニア、具体的な仕事内容は?
編集部:「システムエンジニア」というと、パソコンに向かって黙々とプログラムを書いている姿を想像する方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、そんなイメージをくつがえすお話をお聞きしていきます!
ヨシヒロさん(以下ヨシヒロ): まずは簡単にハルメクのシステム部についてご紹介します。東京システム運用課、大阪システム運用課、システム開発課の3課で構成され、計17名のメンバーです。
東京システム運用課は、ハルメク事業の基幹システムの開発・運用やヘルプデスク業務。大阪システム運用課は、同業務のハルメク・アルファ事業を担当。私が所属しているシステム開発課は、グループ全体のインフラ構築・管理から各事業における新規開発案件を中心に行っています。
密着!1日の業務の流れ
ヨシヒロさんのとある1日~リモートワークバージョン~
ヨシヒロ:朝の定例となっているシステム部3課長での情報共有ミーティングを行ってから、業務開始。メンバーへの進捗確認、進行中の案件ミーティングへの参加、ベンダーとの各種交渉、予実確認、上長向けに報告資料を作成するなど、主に管理業務を中心に行っています。アプリケーション開発などの大きな案件はベンダーに対応いただく事が多いですが、BIツールでのレポート作成など比較的小さな案件はシステム部内で対応しています。状況次第ですが、メンバーのリソースが足りていない時は、自身で手を動かして対応する事もあります。
社内部署からの依頼事項が多くあるため、各メンバーが連絡できていない時や、進行が遅くなってしまっている時などはフォローを入れて、コミュニケーションが途切れないように務めています。
編集部:システムエンジニアのお仕事は、システムの中だけで完結するわけではないということがよくわかりました。密なコミュニケーションも大切になさっているんですね。
ヨシヒロ:自分と相手では思っていること、考えていることが違うので、正確に状況を伝えて共有できるように連携を取っています。皆さんが安心できる働きやすい環境を作りたいですね。
在宅勤務で大きく変わった家族との過ごし方
編集部:ハルメクはコロナ禍が明けてからも、リモートを活用している方が多いように感じます。ヨシヒロさんは基本的に週何回ご出社されているのですか?
ヨシヒロ:週に2回は必ず出社しています。在宅でも問題なく進めることはできますが、事業部の方とのオフラインでの会議など、対面で生まれる相互理解を大切にしたいからです。ちょっとした隙間時間に生まれるフィーリングが、仕事を円滑に進めてくれることも多いんですよ。
編集部:お子さんの送迎ができるのは、在宅勤務の大きなメリットですね!
ヨシヒロ:自身で出社や在宅を選ぶことができるので、働き方にもメリハリが生まれました。コロナ禍前は、週末ぐらいしか家族ときちんと接する事ができていませんでしたが……。在宅勤務が増えてからは、子どもの習い事に同行したりお風呂に入れたり。家族と過ごす時間を大事にしています。
とは言え飲みに行くのも好きなので(笑)、社内の交流を増やすためにもほどほどに出社日を増やしていければと思っています。
事業部があるハルメクならではのやりがいとは?
ビジネスに近い立ち位置で働ける
ヨシヒロ:事業会社におけるシステム部門なので、事業サイドが作った収益でIT投資をし、その中で最適なシステムを提供していく事が私たちのミッションだと考えています。よりビジネスに近いところで働けるのは、とてもおもしろいですね。
編集部:ビジネスに近いとはどういう意味なのでしょうか?
ヨシヒロ:簡単に新しいシステムができるまでの流れをまとめてみました。
<事業部からのビジネス要件の流れ>
ビジネス要件に合ったシステムの検討←ハルメクのシステム部はここから!
↓
システム及びベンダーの選定
↓
ベンダーへの要件落とし込み
↓
ベンダーからの提案、見積
↓
プロジェクトキックオフ
↓
要件定義~設計←システム開発会社はここから!
↓
構築~テスト
↓
受入テスト
↓
移行、リリース
↓
運用
ヨシヒロ:あくまで一般的な流れではありますが、事業会社のシステム部門はスタート時点から関わり、システム開発会社だと要件定義以降からしか関われません。ビジネス要件を元に、業務知識を駆使して最適なシステムを考えていく。ビジネスの成果に直結するので、やりがいがありますね。また、事業部の方と一緒に進めていくことで、関係性も深まってきます。社内との接点が増えることで仕事もよりスムーズに進めやすくなり、活躍の場が広がるのもハルメクならではの醍醐味です。
ハルメク365がHALMEK upにリニューアル!
ベンダーと事業部を結ぶ現場監督として活躍
編集部:観る・聴く・学べる体験型コンテンツを展開している『ハルメク365』が、昨年12月『HALMEK up』としてリニューアルしました! ここにシステム部はどう関わっているんですか?
ヨシヒロ:コンテンツやデザインなどの構成要素に関しては、ハルメク365事業部の皆さん。サイト構築の開発ベンダーは、システム部がカウンターとなって進めました。事業部からの要望を新サイトに組み込むにあたって、ベンダーと討議する、つまり現場監督のような存在です。例えば「〇日までにお願いしたいけれど、ベンダー側はちょっと厳しい」となれば、「この部分だけなら早く進められるか」などをベンダーに提案。スケジュールや予算を超過しないようにコントロールをしながら、質の高いシステムを提供するためにシステム部のメンバーと共に対応を進めています。
編集部:並行して取り組んでいる顧客管理基盤では、どんなことを行っていますか?
ヨシヒロ:顧客管理基盤はシステム部で管理しており、従来環境は次期システム計画を見据えて構築していた事もあって、かなり冗長な構成になっていました。利便性の観点だけでなく、コストの観点でも見直しを進めるために、システム移行の案件を立ち上げて現在進めているところです。
ヨシヒロさんの仕事にかける思い
ハルメクに入社した理由
編集部:ハルメクを選んだ理由について教えてください。
ヨシヒロ:前職ではSalesforceの開発を行っている会社でプリセールスとして、技術的な部分で営業サポートをしながら、自身でも提案書を作り営業としても活動をおこなっておりました。
ある時、Salesforce社の営業がお客様先にハルメクを事例で紹介していて、恥ずかしながらそこでハルメクの事を知ったんです。前々職では、カタログ通販会社でシステム部長を務めており、ハルメクの物販事業がその会社に非常に似ているとすぐに思いました。ハルメクの事業内容が自身の経験にマッチしていると考え、自身の力を役立てたい、発揮したいと考えた事が入社のきっかけです。
後悔した経験を活かし、お客様目線を大切に
ヨシヒロ:以前カタログ通販会社にいた際に、急激なデジタルシフトを進めた事があり、システムも業務も大幅に変わりました。
カタログは採算性が悪く、コールセンターの受注はコストがかかる。その為、カタログ部数を減らして、キャンペーン等でWEB購入を優遇、WEBで買い物してくださいという、企業側の都合でデジタルシフトを進めました。結果、多数のお客様が離れてしまい、後悔を含めて、非常に重くその経験を受け止めています。
編集部:今はその経験をどう活かしているのでしょうか?
ヨシヒロ:ハルメクは通販カタログもWEBも、それぞれお客様に合った形で提供している=お客様目線を最重要に捉えてビジネスを行っていると実感しています。
但し、システム開発として、もちろん何もしないという訳ではなく、インフラやバックオフィス業務などデジタルシフトすべき部分は進める。先々の種まきをして新たな取り組みを行えるよう、小さなところから準備を進めることも考えながら、その時のお客様に最適なモノ・コトを提供していくように心掛けています。
ヨシヒロさんの今後のキャリアについて
若い力を増やしながら力強く進化
ヨシヒロ:システム部の中では私は若い方なので、先輩方が作り上げてきたシステムをきちんと引き継いでいく事が直近の重要なミッションだと考えています。同世代のシステム部のメンバーとも、役割は違えど目線を合わせて協力し合い、強い組織を作っていくことが目標です。
編集部:そのために必要なのは、やはり「人」でしょうか。
ヨシヒロ:若い力をもっともっと増やしていけたらと。一般的な会社と比べるとちょっと年齢層は高めになっていますが、上司の森CIO(最高情報責任者)をはじめメンバーは皆、柔軟な思考の持ち主ばかり。新しいことにチャレンジしたい、ITを使ってビジネスを成長させたい、という方にぜひ来ていただきたいです。
受け身ではなく提案型の組織へ
ヨシヒロ:もう一つの目標として、システム部の役割をもっと進化させたいと考えています。システム開発課には「開発」と名が付いているとおり、受け身ではなく提案型の組織にしていきたい。そのためには、自身の得意分野を伸ばすと共に、アンテナを広げて新しい事をキャッチアップしていく事も重要。ITの最新トレンドを押さえた幅広い知識があれば、より良いものを提案することが可能になります。システム部の存在価値を高めるために、積極的にアクションを起こし続けていきたいです。
ハルメクお仕事シリーズはいかがでしたでしょうか。
今回は、普段見えないシステムという組織の中にも、お客様への目線がある。”ハルメク”らしさをここでも感じたインタビューでした!
ハルメクグループでは全国の事業所で多くの人材を募集しています。この記事を読んで、ご興味を持っていただけた方は、採用サイトもぜひご覧ください。
取材・編集/志保(ハルイロ編集部) ライター/梅津美希
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