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“神接客”が評価され、百貨店から表彰!「ハルメク おみせ」販売員の魅力とは?

ハルメクグループの「今」と「未来」を伝えるオウンドメディア「ハルイロ」をご覧いただきありがとうございます。 
今回クローズアップするのは、全国に17店舗を展開している「ハルメクおみせ」事業部。
阪神梅田本店の真由美さんが、阪急阪神百貨店の栄誉ある『エクセレントサービスアワード』を2期連続で受賞されました!
ハルイロ編集部に新たにジョインした、大阪にあるグループ会社 ハルメク・アルファの編集部が、笑顔と話し方がとても素敵な真由美さんに、表彰につながったエピソードや販売員としてのやりがいについて聞きました。

『エクセレントサービスアワード』とは?

『エクセレントサービスアワード』受賞の賞状。インタビュー直前に2期連続受賞の素晴らしいお知らせが届き、2枚の賞状を並べたお写真をいただきました!

■感動を与える接客・顧客化が評価
編集部:この度は受賞おめでとうございます! 『エクセレントサービスアワード』はどのような賞なのでしょうか?
 
真由美さん(以下真由美):ありがとうございます。このような賞をいただけて、とてもうれしいです。
阪急阪神百貨店では、四半期ごとに「接客、サービス面で感動を与える」販売員を、営業統括部がエントリーしてくださいます。百貨店の部門の方々の推薦で、受賞することができました。
 
■全身+メイクのトータルコーディネートを提案
編集部:受賞につながったエピソードについて教えてください
 
真由美:50年ぶりに同窓会に出席されるというお客さま。「何を着ていいかわからない」とお手にされていた洋服が、印象をより良くするものではない反対のお色でした。
せっかくの同窓会ですので、おしゃれを楽しんでいただきたいと思いお話を伺うと……。「似合うように全身変えて欲しい」とのこと。お靴まで全身コーディネートをさせていただきました。

撮影日は秋のお出かけコーディネートを提案中。真由美さんがとてもおしゃれなので、説得力もUP!

編集部:つい無難な色やデザインを選んでしまうので、プロに選んでもらえるのはワクワクされたのではないでしょうか。どのような反応でしたか?
 
真由美:フィッティングから出てきたお顔がとても晴れやかで。「自分では全く選ばない色やデザインだったから余計にうれしいです」と喜んでいただけました。
あまりの別人さに、周りのスタッフからも驚きの声があがったんですよ。
 
ノーメイクでしたので「同窓会のメイクはどうされるんですか?」とお聞きすると、「分からないからこのままかしら」と。
そこで、ハルメクのアイテムからお似合いになるリップなど少しメイクもさせていただきました。そうすると、お客さまの魅力がますます輝いて……。
 
編集部:同窓会が終わった後、再度ご来店があり、それが受賞につながったとお聞きしました。
 
真由美:そうなんです。ありがたいことに後日ご来店いただきまして、その際に「同窓会の時に旧友のみなさんから素敵と言われ、とても楽しい時間を過ごせました。これからはあなたに洋服をお願いしたいの。今回は、旅行用にまた全身選んでくださいね」とお声がけいただきました。
常日頃寄り添う接客を目指しており、喜ばれるお手伝いができて本当にうれしかったです。
 
編集部:小谷店長からから見て、真由美さんの日頃の接客などはどうご覧になっていますか?

左が真由美さん、右が小谷店長。

小谷店長:真由美さんはすごく真面目で、自分をしっかりと持っていらっしゃいます。勉強熱心で数多くの資格を持ち、それを活かした丁寧な接客をしています。提案の仕方もとても上手で、他のスタッフもとても勉強になっています。真由美さんのようなスタッフがいることが梅田本店の誇り。みんなで切磋琢磨しながら、これからもお客さまに寄り添ったサービスを追求してまいります。

「ハルメクおみせ」で働くきっかけは?

■ハルメクのコールセンターに惹かれた理由
編集部:ハルメク おみせ 阪神梅田本店で働かれて3年。その前は、2年間ハルメクのコールセンターでご勤務されていたんですよね。

真由美:コロナ禍前までは、アパレルショップでチーフとして働いておりました。資格を持っており、カルチャースクールやデパートなどでカラー診断や骨格診断、パーソナルスタイリストとしてファッションスタイルの講座も行い、ダブルワークの日々。ですが、コロナで職をすべて失いました……。
 
ずっとアパレルの世界にいたので、デスクワークの経験がございません。そんな時、ハルメクのコールセンターの募集を見つけました。
 
 “50代の女性誌”“ファッション”というキーワード、コールセンターだったらお客さまとおしゃべりもできるし、ファッションのことなら自分の力も役に立つかもしれないと思い転職しました。
 
雑誌「ハルメク」の新規申込を担当し、「ファッションのこういう記事がありますよ」とやりがいを感じながらも、現場に戻りたいという気持ちはずっと持っていて。
50代からの女性を応援したいという、ハルメクの企業理念や方針はそのまま、販売員として働ける「ハルメク おみせ」でもう一度がんばってみたいと思い、今に至ります。

アパレル業界のベテランが戸惑ったこと

■20歳上の人生の先輩方から日々勉強
編集部:「ハルメク おみせ」ならではのやりがいはありますか?

阪神梅田本店。雑誌「ハルメク」や新聞広告を見ていらっしゃるお客さまだけでなく阪急阪神百貨店のチラシや催事場がきかっけで立ち寄り、ファンになってくださる方も多いそう

真由美:今年53歳になるのですが、今までは自分の年齢と同じ顧客層のショップで働いていました。
ハルメクは私の人生の大先輩くらいの年齢の方も多く、接客の仕方も大きく変える必要がございます。最初は戸惑うこともありました。
ですが、会話の中で勉強することが多く、日々お客さまから学ばせていただいております。自分の成長にもつながり、「ハルメク おみせ」で働くことができて本当に良かったなと思う毎日です。
 
編集部:接客で心掛けていることは何ですか?
 
真由美:ハルメク世代は体型が変化し、何が似合うのか何を着ていいのかわからない……とお悩みを持ってご来店される方が多いんです。
しっかり耳を傾け、知識をすべて出して、寄り添うことでお客さまを笑顔にする。
フィッティングから出てきた時の最高の笑顔を一番先に見られることが、何よりのやりがいですね。何歳になっても可愛いお洋服を着られると、皆さんテンションがすごく上がられて。
学んできたことがお役に立つ瞬間は、とてもうれしいです。
 
■靴やインナー、コスメなど通常のアパレルにはないアイテム

編集部:ハルメクは洋服だけでなく、インナーや靴、コスメなど多岐に渡ってアイテムを販売していて、トータルコーディネートができるのが特徴でユニークですよね。その分、知識をアップデートすることも大変なのでは?
 
真由美:ハルメクの大人気アイテムでもある靴。知識がない中、「ハルメクの靴」のイベント‟足と靴の相談会”が大好評のシューフィッター・中村浩幸先生の研修を受けさせていただき、日々学んでいます。

シリーズ累計5.5万部を突破したハルメクの靴。

編集部:販売のお仕事に加えて、勉強の日々は大変そうに見えますが、真由美さんはとても楽しそうですね!
 
真由美:ハルメクは他のアパレルと違い、ご年齢を重ねたハルメク世代というコアなお客さまに向けて、多くのことを学べるのが魅力。そしてその知識は自分の強い武器になります。
知識があればあるほどお力になれるので、勉強も苦じゃなくてしたくなっちゃうんですよね(笑)。
 
編集部:ハルメク入社前から、手話もずっと勉強されているとか。
 
真由美:デパートのお客さまは聴覚障がいの方も多く、不安を感じながらご来店されます。ちょっとでも手話ができる人がいると、安心してお洋服を選んでいただけますよね。ゆくゆくは、カラー診断なども聴覚障がいの方に行えることを目標としています。

これからもお客さまの笑顔のために

■苦手なのは…システム系!
編集部:前向きで努力家の真由美さんでも、苦手なことはあるんですか?
 
真由美:たくさんあります(笑)。年齢が年齢です。若い時と違って覚えも悪くなってきています。
システム系は本当に苦手ですね。ミスをすることもあり、ご迷惑おかけすることも……。時代についていくのも、販売員の必須要素になっています(苦笑)。
 
編集部:最後に、こんな方とハルメク おみせで一緒に働きたい、といったメッセージをいただけますか?

明るく接客が好きな方、楽しく一緒に働きませんか? お待ちしております!


 
真由美:もちろん知識があればベターですが、共有し合えますし、入社後に勉強もできます。
小谷店長もおっしゃっているのですが、とにかく明るく笑顔が素敵でお客さまと接するのが大好きな方。スタッフ全員でのコミュニケーションをとても大事にしていて、そこを楽しんで働いていただけたら、と思います。
私自身もこれからも勉強を重ね、ひとりでも多くのお客さまに笑顔になっていただけるお手伝いをさせていただきたいです。
 
明るくエネルギッシュな真由美さんに、編集部もたくさん元気と笑顔をいただきました!
真由美さんのお人柄は勿論、「ハルメク おみせ 阪神梅田本店」は、働くスタッフひとりひとりの心遣いがお客様を笑顔にしているんだと伝わる、素敵なお店でした。記事をご覧になっている皆様も、大阪を訪れたときには「ハルメク おみせ 阪神梅田本店」にお立ち寄りくださいね。
 
ハルメクグループでは全国の事業所やおみせで多くの人材を募集しています。この記事を読んで、ご興味を持っていただけた方は、採用サイトもぜひご覧ください。
 
取材・編集/未来理(ハルイロ編集部) ライター/梅津美希

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