【後編】ハルメクグループ代表・宮澤孝夫の素顔とは？恋愛話から仕事観まで赤裸々インタビュー

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ハルイロ2回目の登場、ハルメクホールディングス代表取締役社長の宮澤孝夫のインタビュー後編です！前編では子ども時代からコンサルタント時代の話を聞きましたが、後編では仕事観から恋愛の話まで……より深く内面に切り込んでお届けします！

「ハルメクグループの社長って一体どんな人？」、この疑問の答えがたっぷりと詰まっています。

（編集部）後編インタビューは少し学生時代に話を戻します。東京大学では、どんな部活とかサークルに入っていましたか？

宮澤孝夫（以下、宮澤）大学時代は暗黒の時代だったというか部活は熱心にやってはいないです。最初、運動部に入ったんだけど「苦しければ苦しいほど良い」みたいな考えが合わず、膝をケガしたタイミングで辞めてしまいました。

その後は、勉強以外だと、友達と麻雀ばっかりやっていましたね。あとは、合コンの幹事はよく引き受けていました。調整ごとは得意なタイプなので（笑）。

（編集部）初彼女はいつできたんですか？

（宮澤）そこまで聞く!? 大学に入ってからお付き合いした人はいました。

（編集部）デートはどんなところに行っていましたか？

（宮澤）そうだなぁ、実家のある葉山とか湘南エリアをドライブすることが多かったかな。中華街に食事に行ったりもしました。学生時代であまりお金はなかったけど、工夫してデートプランは考えていましたね。

（編集部）その後、お付き合いはどうなったんですか？

（宮澤）私は大学院に進学したので彼女が先に社会人になったのですが、生活サイクルが合わなくなって……って、ハルイロってこんな話までするんだったっけ？

（編集部）今回は経営陣の人となりを聞くのがテーマなので(*ﾉω・*)ﾃﾍ

（編集部）何でもそつなくこなされてきたイメージですが、苦手なことなどありましたか？ どう克服されたか聞きたいです。

（宮澤）子どもの頃、私は結構シャイだったので、人前で話すのが苦手でした。まあ、今でもあまり得意ではないんですけね。

昔は人前で話す時は、すごく緊張したし、意識し始めたら、人の目を見て話すことが、なんか恥ずかしくなっちゃって。それでも、とにかく相手の目をしっかりと見て、目をそらさないように頑張って、どうにか克服しました。

ありのままの自分自身を見せればいいんだ。良く映ろうが悪く映ろうが、馬鹿と思われようが、それが自分なんだから。そう考えるようになったら気が楽になって。

（編集部）人生最大のピンチはどんな時でしたか？

（宮澤）野村総研やボストンコンサルティングの時代もTMJの時代も、仕事の中で歯が立たなかった時は本当にピンチでしたね。かつて社内対立のようなトラブルに巻き込まれた時は、今となってはもういい思い出ですが……まるでドラマ『半沢直樹』の世界のようでしたよ（笑）。

（編集部）そんな困難を、どのように乗り越えてきましたか？

（宮澤）そうですね、精神力かな？　絶対に負けたくないんですよね。何もせずにただただ負けるのは悔しいと思う気持ちが人一倍強いです。その分、ストレスは溜まりますけど。

（編集部）ストレス解消は、どんな風にされていますか？

（宮澤）酒を飲むわけじゃないし、やっぱり運動かな。以前はテニス、今がゴルフとかジムに行って走ったりします。運動して汗をかくと、頭の中のモヤモヤを忘れられるので。あとは環境を変えて、旅行したり、ハイキングに行ったり、映画を見たり。

（編集部）自分時間の過ごし方や、最近の趣味やハマりごとを教えてください。

（宮澤）特にあまりないんですよ。仕事が趣味みたいなものなので。でも、新しい施設ができたら行くのは好きです。例えば、八重洲のミッドタウンとか。新しいホテルができた時も見に行きました。多くの人を引き付けるには理由があると思うので、それを体感したいんです。

（編集部）少し違った視点から。もしもタイムマシンがあったら、いつどこに行って何をしたいですか？

（宮澤）未来より過去かな。高校時代に戻って、アメリカ留学したいです。社会人になってから留学しましたが、高校生の時にしていたらもっと何かが違っていたかもしれないなと。

（編集部）客観的に見て、ご自身の長所と短所はなんですか？

（宮澤）長所であり短所でもあるのは、負けず嫌いなところ。さっきも言いましたが、やりたいと思ったら、やれるようになるまでやる。とにかく本当にしつこくて諦めない性格です。

（編集部）最後に、みんなにおすすめしたい「宮澤流仕事術」を教えてください！

（宮澤）それは難しい質問ですね。なんか精神論になっちゃいそうですが……。偉そうなことはまったく言えませんが、昔から目の前にある仕事をひたすらガムシャラにやっていました。

でも、どんなに忙しくても、目の前の仕事だけやっていたら、自分の力は伸びないから、必ず充電しなきゃいけないと考えていました。

放電と充電を同時にしなきゃいけないと思います。経験したり勉強したりすることを、すごく重視しています。今は充電が少し足りていない気もしますけどね。実務をこなすことに、ほとんど99％の時間を使っているので。いくつになっても、放電と充電を意識するのが必要だと思います。

あとは、何度も言っているけど、やると決めたことは絶対にやる！ これに尽きますね。

私は、「人間万事塞翁が馬」だと思っていて、マイナスだと思ったことでも、後からプラスになったりする。自分はなんて不運なんだろうと思っても、次のところで頑張ると、実はそれが自分の人生の大きなキャリアになる。この考え方が「宮澤流仕事術」と言えるかな。

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前編に続き、前後2回に渡ってお届けしてきた、ハルメクホールディングス代表取締役社長・宮澤孝夫のインタビューはいかがでしたか？仕事への考え方から人となりまで、少しでもお伝えできていれば幸いです！ 

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■【前編】ハルメクグループ代表・宮澤孝夫の素顔とは？幼少期の海外生活から芽生えた負けん気と好奇心

取材・文＝清水久美子　写真＝泉三郎　編集・構成＝ちか（ハルイロ編集部）